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過去撮影記‥初めての富士星景その1

前回の続きです。
「星景写真を撮りたい!」と一念発起してカメラを買い、練習のためにマンションの屋上などで月や星空を撮ってましたが、いよいよ本番の富士山の星景写真の撮影に挑戦です。

年末年始の休みを利用して、2006年12月30日~2007年の元旦まで撮りに行きました。
今に比べるとヘボヘボながら月やオリオン座の位置と富士山の位置関係を調べ、場所は河口湖に決定。

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富士五湖に行くのなんて、高校の時の英会話部の合宿で山中湖に行った時以来です。
しかも河口湖は初めてで勝手も全く分かりません。(^^;

・2006年12月30日~31日朝方
午後に自宅を出発し新宿から中央線に乗り換え、大月で富士急線に乗り換えます。
幸いに空も晴れて絶好の撮影日和。目の前にどんどん富士山が近付いてきます。

家を出たのが遅かったせいか河口湖駅に着いたのは午後6時頃。もう空もすっかり暗くなってしまってました(^^;
とりあえずコンビニを探して食料を調達して出発。湖畔を反時計回りに歩いて撮影場所を探します。

3時間ほど歩いたでしょうか‥。河口湖の西端近くまで来て、もうこれ以上行っても良さそうな場所はないと思い来た道を引き返します。
空を見上げると月が出ていたのでとりあえず1枚パシャリ
河口湖で撮った月

そして道を戻り来る途中に目星を付けておいた良さそうな場所に移動します。とりあえず歩き回っても時間がもったいないのでここで撮る事に決定!
早速準備して撮影開始です。時刻はもう0時を回ろうという所。大晦日になりました(^^;
初めての富士星景。星景というにはちょっと拙いかもしれませんが(汗)
河口湖からの富士星景

最初だから何も分からないけどとにかく撮りまくります!
しばらく撮っていると辺りが急に暗く‥月が沈みました(この日の月齢は10くらいでした)
月明かりが無いと富士山が綺麗に写りません。

それに富士山だけでは淋しいので他の方角も撮る事に。東方向や西はそんなに面白い風景ではなかったけど、それでもとにかく撮りまくります。

北方向からはちょうど北斗七星が登ってくるところでした。
昇る北斗七星

後で確認したら撮る写真がみんな暗くて何写ってるのか分からないような状態のがほとんどで
液晶が明るいせいだと気付いたのは大分経った後でした‥なのでこれらの星景写真はかなり明るく現像処理してます(^^;

そして実は河口湖に来る前に、水道橋にある天体望遠鏡などを扱うお店誠報社でEOS Kiss用のタイマーリモートコントローラーTC80N3を購入したので、それを試す事に。

タイマーリモートコントローラーTC80N3はEOS 20Dシリーズとか1Dシリーズ用しか発売してなくて、それをキスデジ用に改造したものを扱ってたので迷わず購入したのです。
タイマーリモートコントローラーTC80N3
アットホームな感じの雰囲気の店で、丁寧に教えてくれておまけも貰ってきました(笑)

カメラを北天に向けて固定し、20分ずつ撮影する事に。そして2時間分ほど撮影。
ちょうど比較明コンポジット撮影が流行りだした頃で、やってみたかったのです(笑)
星野や星雲などの写真では以前から使われてた手法みたいですが、星景写真でも使われ始めた頃ですね。

今は比較明コンポジットソフトも様々な素晴らしいソフトが沢山あるみたいですが、2006年当時はほとんど無くて苦労した記憶があります。

撮影後、2007年当時にやってみた北天の比較明コンポジット 20分×6枚の120分
河口湖からの北天コンポジット
ハッキリ言ってダメダメです(涙)腕も悪かったしノイズが酷いです。いまの最新カメラとソフトでやれば大分違うんでしょうが(^^;

北天を自動撮影してる最中、する事が無いので少し仮眠を取る事に。
寝袋にくるまって寝ようとするも寒くて寝られず‥調べたらこの日の最低気温は-7℃ほどだったようです。
この時の装備はそれは貧弱なもので‥気温は高くてもこの時ののほうが寒く感じましたね。靴もスニーカーだったし(笑)

ホンの少しだけ仮眠をとって起きたら空はもう白んできてました。
朝の富士山

日の出の位置を確認し撮れそうな場所まで移動して日の出を待ちます。
河口湖から日の出
昇ってきました。時刻は7時7分でした。
やっぱりいつみても日の出は良いものです。一日の活力源ですね!

星景写真がメインで日の出を撮ったあとはもう用はないので、そのまま帰ります。また2時間ほどかけて来た道を戻り帰りの電車の中で仮眠を取り再び夜に備えます
(結局帰らず電車の中で仮眠しただけ)

そして31日大晦日も星景写真を撮りにまた同じ場所へ‥

つづく

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比較明コンポジットで星景写真を作ってみる その1

2010.03.12追記
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比較明コンポジットで検索してこられる方が多いようなので追記しておきます。
まず最初に私自身はもう比較明コンポジットに寄る星景写真は作成してません。

理由は「美しくない」からです。自分の腕が未熟なのもあるでしょうが、「星の色が出にくい」とか「光跡が途切れやすい」などの問題もあって、加工を前提としなければならないために非常に面倒です。

自分のフィルム写真なんかと比べてもらえると良く分かると思いますが圧倒的に色が違います‥
デジタルでのコンポジット写真を沢山見てきましたけど、「ただ単に星が写ってるだけ」の写真が多いと思います。

もちろんデジカメでの高感度撮影による新しい可能性などは期待していますが、こと比較明コンポジットに関しては‥
なのでデジカメでしたら今のところは高感度による星の点像のほうが良いと思います。
それか比較明ではない普通の長時間露光か‥。
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さて、最近なにかと流行って(?)いる比較明コンポジット合成

デジカメだとフィルムと違い相反則不軌がないのでちょっと長く露光するとすぐに画面全体が真っ白になってなかなか光跡を長く写すのは難しい

そこで30秒くらいずつ撮った写真を明るい部分だけ合成すれば星の光跡を長くすることができる

まず用意するものは30秒などの一定の時間で撮った星空の写真

撮るのには三脚が必須(^^;

あとはリモートスイッチまたはタイマーリモートコントローラーが必要

タイマーリモートコントローラーはちょっと高いけど好きな秒数を指定枚数分撮れるのでオススメです

ちなみに私は普通のリモートコントローラーを使用(^^;

撮る時はRAWよりもJPEGのほうが現像の面倒がなくて良いかも。色温度は3000Kから5000Kくらいでお好みで。

あっ。EOSユーザーに限られるけど忘れちゃいけないのがピクチャースタイルをニュートラル忠実にするように。

他のにすると星が途切れる事があるみたいちょっと暗めに。星が良く見えて尚且つ空が暗いくらいで撮りましょう。そのほうが後でゴミ撮りや加工をする時に楽だと思います

今回コンポジットする画像
IMG_1214_400.jpg

こんな感じの画像×100枚

色々とやり方があるみたいだけど、今回はフリーソフトのThe “Startrails”-applicationを使ってみる

たぶんこのやり方が一番簡単なんじゃないかな?

リンク先に飛んで、下のほうにあるStartrails.zipをダウンロード

そのすぐ上にあるMicrosoft .NET Framework Version 1.1 Redistributable Packageも忘れずにダウンロードしておく

先にMicrosoft .NET Framework Version 1.1 Redistributable Packageを実行して、次にStartrails.zipを解凍する

解凍してでてきた「Startrails.exe」を実行。すると次のような画面が出てくる
Startrails_exe.JPG

「File」から合成したいファイル(全部一緒のフォルダに入れておきましょう)を全部選択する

そしたら次に「Build」から「Startrails」を選ぶと実行される

ファイルが多いとちょっと時間がかかるかな‥

終わった画面。星の光跡が長くなってます!!

Startrails_exe3.JPG

「でも確かに光跡は長くなったけど、地上の風景が暗いなぁ‥」

そんな貴方!。撮影の最後に(最初でも可)地上の風景が良く見えるように長めの露光時間で撮っておきましょう!

長めの露光で地上の風景が良く見える画像
IMG_1215_400.jpg

こいつを一緒にコンポジットすれば地上の風景も良く見えます!

「でも‥星空も明るくなっちゃわない?」

ぐっ‥その通り(^^;

なので、この画像の空の部分だけフォトレタッチソフトなどを使って黒くしちゃいます

今回はフリーソフトのGIMPを使用。使い慣れてるものでやって下さい
IMG_1215_b_400.jpg

地上と空のエッジを範囲選択して空を黒く塗りつぶした
境目を綺麗にするのにちょっと時間がかかるかも‥

もっと楽な方法がありそうだけど思い浮かばない(^^;
知ってる方おられましたら教えて下さい

んでこれを合成。結果‥
Startrails_1024.jpg
こんな感じです。どうでしょう?

肉眼では2、3個の星しか見えませんでしたが結構写ってますね。びっくり(^^;

まだゴミ撮りとかやらないといけない処理があるので完成度は低いです(涙)

 
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